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勝者になるまでの準備

「でもしか起業」ならやめなさい！

ウェルカム！「ワンダーワールド」！

時代の先行きが不透明な中、最近ではまさに「起業」ブームと言えるくらい「起業」を目指す方が多くなってきました。では、なぜこの「起業」ブームが起きてきたのでしょうか？よく言われる「雇用体系の変化」「年金問題」「少子化による景気の減速」など様々な理由などが考えられますが、要は「自分の未来がこのままではヤバイ！何とかしなきゃ！」という思いが強くなり、結果「国や会社、人には頼れない。だから自立しなきゃ」という行動の一つが「起業」という結果につながっているわけです。

しかし「起業」の道は思うほど、もしくは聞くほど以上の厳しさがあるのも現実です。

ある統計では（あまり鵜呑みにはできませんが）、起業して３年後経過した後に生き残っている会社の割合は、約１０００社１社の割合とも言われています。

歴史というものがそうですが、常に歴史的に残る話はほとんど「勝者の歴史」であり、「敗者の歴史」はあまり多くは語られません。そして「勝者になるまでの準備」のことは実はほとんど語られず、「勝者」になった「結果」のみが伝わります。まさにこれは「起業」の話も同様です。

ごく少数の「勝者」の話はよく見聞きしますが、その他大勢「敗者」の話の多くは埋もれてしまいます。そしてこれから「起業したい！」と思う人たちには「勝者の話」の結果みしか伝わらないと思った方がよいでしょう。

この本ではこれから「起業したい！」という人のために、これから何を思い、どう行動したらよいのか？という部分を中心に話をしていきます。実際の経営におけるスキルや具体的な方法論などは他の「ハウツー本」などに譲ります（参考になりそうな書籍は最後に書いておきます）。この本の中では私が経営コンサルタントとして多くの方々に接した（特に若手起業家）中で、見聞きしたり実際にコンサルタントとしてタッチした経験から

・  起業するまでにどのような準備や意識が必要だったか？

・  起業するまでにどのような行動をしたか？

・  起業後成功していく人たちの「原理原則」

・  起業後得られること

ということをまとめています。

著作者紹介

高橋　宗照（たかはし　むねてる）

株式会社タカハシ&パートナーズ　代表取締役

1966年生まれ。中央大学卒。大手ハウスメーカーに営業職として従事。数々の表彰を受賞。その後中堅マンションデベロッパー会社に転職。個人法人の実績を上げ、㈱船井総合研究所に入社。実践問題解決型の自らも売れる異色コンサルタントとして活躍。2002年、コンピテンシーや行動心理学を軸としたコンサルティングや実践型セミナーなど独自のビジネスモデルを展開できる株式会社タカハシ&パートナーズを設立。「座右の銘は「一業に徹し、一隅を照らす」。セミナー・講演等での受講者数は延べ50,000名以上になる。コンサルティング・研修・講演・セミナーなど勢力的に活動している。

著書

【売れるツボ 売れないドツボ～営業マン勘違い５０の法則（徳間書店）】Amazon ビジネス書籍>セールス分野で6位をはじめとして、【はじめての起業成功ガイド（中経出版：共著）】、【最後に勝つ営業交渉術（PHP研究所）】、【デキる人ほどやっている報・連・相のコツ（Ｃ＆Ｒ研究所）】、【「段取り力」を磨けば仕事は成功する! （Ｃ＆Ｒ研究所）】、【営業マンのここが嫌い（クロスメディアパブリッシング）】、【押しの弱いあなたでも売れる営業のしかけ（同上）】、最新刊【「検討します」と言われても売れる営業のしかけ（同上）】など数多くの著書を執筆している。

FMさがみ（83.9MHz）にて毎週金曜日AM8：00～「高橋宗照のビジネス通信」の番組コメンテーターとして活動中。

★高橋宗照『一業一隅』ブログ　http://muneteru-special.at.webry.info/

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